クライミング

高さ16.5m、正面壁、左右両側面壁の3面がある登攀の本格施設です。

クライミングウオール(HPより転写

 山行報告   
 報告者   :  内匠美佐子
 山  名 クライミング  山行名 個人
 ルート  大阪府民の森 ほしだ園地内のクライミングウォール
 山行日  平成23年3月26日  天候  曇り
 参加者  CL : 中島貞夫  SL : 内匠美佐子

男性 : 
女性 : 染矢つや子、 上杉郁子

合計 : 4名  
 コースタイム  大住ヶ丘(7:30)−星田園地人口壁(9:40/15:00)−星のブランコ森散策(15:20/16:00)−大住ヶ丘
 山行報告
 金毘羅ホワイトチムニーでの岩登り予定で出発。早朝は快晴だったのに次第に曇り何と雪、見る見るうちに京都の北山は雪雲に包まれ、地面の濡れ具合から今日の岩登りは断念した。引返し南へ来ると太陽が照りだし呆気にとられる。がっかりこのまま帰るのかと思案するが以前数回行ったことのある星田クライミングを思いつき行ってみることにした。ここは人工壁で受講済証を持った人と一緒に申し込まないと使用出来ない。誰か知っている人は来ないかと暫く待っていると中島さんの知り合いが来られ一緒の使用許可申込みをお願いした。気軽に了解して頂き喜んだ。土・日は沢山のクライマーが楽しんでいるようだ。早速中島さんにトップロープをセットしてもらい各々挑戦する。皆さん久しぶりの星田クライミングで少々苦戦気味でしたが緊張しながらも楽しく登れました。小学生の男女がリードで登っている。カラビナへのロープワークが早く、手がホールドに届かなくても足先のスメアリングでぐいぐい進むのがとても上手で感心する。身長が低くてもいろいろなムーヴで登って行く姿に見惚れていた。クライミング終了後は森を散策し星のブランコを通りました。今日は諦めかけたクライミングだけど一日ここで楽しめラッキーだったねと笑いながら帰りました。
 感想文
上杉郁子
久しぶりのロッククライミングのお誘い、うきうきと道具を用意した。 ヘルメット、シューズ、と私の持っているものはそれだけ。 ハーネスは会のを借りる。 

約10年前に会のクライミング教室に参加した。 その時は何もかもが初体験だった。 自分の足のサイズよりはるかに小さいシューズ、犬がつけているようなハーネス、それよりも垂直の壁、 トホホ、 こんなの出来る訳ない、と心の中でつぶやいていた。
でも次の方、と言われて登るとそれが意外に面白かった。  それから本当に時々だけどお誘いがあると参加した。

今日は金毘羅山でやる。  田辺は良い天気だったのに市内に入ると小雨から雪になってきた。  あーあ 残念。  でも天候だけは仕方ない。  岩が濡れていたら危険だもの。
しかし皆さんはさすがにベテラン、急遽コースを変更して交野の星のブランコへ直行。

私は名前は聞いていたが初めての壁。  垂直とオーバーハングと大きく分けて2面ある。  多分私のためだろう、 安易な垂直の壁から取り組んだ。  ハイ次ウエスギサン、はい、お願いします、とビレーして下さる方に挨拶してから ホールドに足をかけ手を伸ばして3点確保をしながら上に上に壁を這うように登る。  ようやく頂上の支点に辿りついた。  テンションお願いします、と声をかけて降りる。  昔はこんな動作も怖かったけれど今は壁をポンポン蹴って降りれるようになった。

他の人はホールドを選んでより難しくして自分に負荷をかけて壁に取り組んでいた。  私は手当たり次第ホールドを使って登る。  いくら命綱がついていると言っても必死。  下へ降りると背中に少しだけ冷や汗をいかいていた。

次は右隣の壁に少し移動。  その度に中島さんがロープをかけに上がっていかなければならない。  そこから私のようなド素人には困難だった。  ホールドは目の前にあっても鋭角でないので滑って体重をかけられない。  2回挑戦したけど駄目だった。  他の人は勿論スイスイとクリアされる。  では又右隣の壁に移動。  その壁は又困難だった。  地面から2m位のところでリタイヤ。  皆さんがそこに足かけて、その左に手をかけてと必死で声をかけてくれるけど、もう私の体重を手指が支えてくれない。  もとも私は小学校の時から腕力がなく鉄棒の懸垂も出来なかったんだ。  あー悔しい。 でまた右隣の壁に移動。 勿論そこも私はあっけなくリタイヤ。

オーバーハングの壁はと見るといっぱいやっている。  少し年いったオジサンから若い男女まで見事に登って行く。  とくに関心したのはまだ小学校低学年と思われる子供がおじいちゃんのビレーでオーパーハングをやっている。  ふーん、凄いわと見とれるばかりだ。  きっと素晴らしいクライマーになるだろう。

中島さんはじめ皆さんもオーバーハングの壁をやりたかったのだろうと思った。  あれこそ重力に逆らって上らないといけないのでクライミングの技術は相当体得し会得しなアカンなあ、と思った。 でも今日は本当に面白い一日だった。 誘って下さった皆さん有難うございました。